【中高合同】大学入試壮行会が行われました。

公開:2025/1/17更新:2025/1/17

 大学入学共通テスト前日となる本日1月17日、恒例の中高合同での大学入試壮行会が行われました。

    

 中学1年生から高校2年生が、「必勝 片山学園」と書かれたのぼりを掲げ、SEKAI NO OWARIの曲「最高到達点」に合わせて温かな手拍子で高校3年生を会場に迎え入れます。

 本校の大学入試壮行会は、この時期の風物詩として毎年報じられているので、会場に取材陣も駆けつけています。

 まずは、本校の理事長先生より、激励のことばです。横のつながりが強い片山学園の絆の深さを励みに、緊張も味方にして、一つ一つの問いにしっかり向き合って確実に解くこと、と力強く励ましていただきました。また、今日まで支えてきてくれたさまざまな人たちへの感謝の気持ちを忘れず試験に臨むようにというお言葉もいただきました。

 次に、合格祈願のだるまの目入れ式です。だるまは、「達磨大師」にあやかって、厳しい修行をしながら、倒れても起き上がると言う姿が、願いを叶えてくれる縁起物となり、願掛けの際に片方に目を入れる風習が定着したものです。

 壇上の大きなだるまに、理事長先生が墨で目入れをします。これは、学習塾のうすい学園様から毎年寄贈いただいているものです。

 

 今年は、高校3年生のために、後輩たちが一つ一つ絵付けした色とりどりのだるまキーホルダーが配布されました。

 一人ひとり、思いを込めて手元のだるまにペンで目を入れます。

 そして、中高生徒会執行部を筆頭に、高校3年生にエールが送られます。

 力強い太鼓がとどろき、エールの声が響きます。また、三々七拍子で高校3年生とともに手を合わせ、志気を高めます。

 次に、高校3年生による決意表明と気勢上げです。

 「宣誓 我々受験生は 片山学園での学習の成果を遺憾なく発揮し 最後の瞬間まで諦めずに戦い抜くことを 誓います」と代表者4名の勇猛な宣誓が体育館に響き渡りました。

 そして、代表者が「頑張るぞー!」という号令で、全員が「頑張るぞー!」と復唱し、会場全体が気勢上げによって鼓舞されました。

 退場口では、贈り物の詰め合わせが生徒会執行部から手渡されます。

 理事長先生が高校3年生一人ひとりとしっかりと握手を交わし、勇気づけます。

 

 

 高校3年生を乗せたバスは、職員に激励されながら見送られ、出発しました。 

 壇上から生徒たちを見ていた大きなだるまは、3階ワークスペースで引き続き皆を見守ります。

 高校3年生がそれぞれの最高到達点をつかみとれるよう、心から祈っています。