コミュニケーション講座(中1)

公開:2022/6/4更新:2024/7/2

5月27日(金)と6月3日(金)にコミュニケーション講座を行いました。講師は本校SCの野口先生です。

第1回は「話す体験・伝える体験」をテーマに取り組みました。

活動の目的は
「(1)体験を通してコミュニケーションの楽しさを知る」
「(2)コミュニケーション上手とはどんなことか理解する」
「(3)今より少しコミュニケーション上手になる」の3つでした。

コミュニケーション講座(中1)

実際の体験では、お互いの共通点と相違点を挙げ、それについて話を進めていきます。

コミュニケーション講座(中1)

「共通点についての会話の方が盛り上がった」「自分の興味がないことでも、相手の好きなことを聞いていくと楽しく話せた」などの感想がありました。

コミュニケーション講座(中1)

普段は好きなゲームや共通の趣味で話すことが多いですが、趣味が違う人同士でも興味をもって話すことで、コミュニケーションの幅が広がることに気づきました。

第2回は「聴く体験」をテーマに取り組みました。

活動の目的は
「(1)コミュニケーションの基本であるあいさつの在り方を知る」
「(2)自分の考え方が行動を決めていることを理解する」
「(3)『聞く』と『聴く』の違いを理解し、体験する」の3つでした。

コミュニケーション講座(中1)

学校生活の具体的な場面と結び付けながらあいさつのポイントは「(1)自分から先に」「(2)相手の目を見て」「(3)伝わる声で」「(4)笑顔で」の4つが大切であると学びました。

コミュニケーション講座(中1)

今回の体験活動ではまず、聴き手が無視をしている状態で話し手はずっと話し続けます。体験を終えて「1分なのに本当に長かった」「何のために話しているんだろうと思った」などと振り返っていました。

コミュニケーション講座(中1)

2回目の体験では、聴き手は絵を塗りながら相手の話を聞きます。「ながらで話を聞かれるのは嫌な気持ちになる」「1回目の体験よりはましだけど話す気を失くす」などと感じていました。

コミュニケーション講座(中1)

最後の体験では、聴き手は相手の目を見て話を聞いたり、相槌をうったりしながら話を聞きます。

体験を終えて「相手が聞いてくれていると感じると安心する」「無視されているときよりも時間があっという間に過ぎた」などと感じました。

この2回の講座を通して、コミュニケーションは、伝えることも聞くこともどちらも大切であると実感することができました。