13期生 京大6人衆と憧れの寺社仏閣の街へ 松原 潤さん 京都大学 法学部
公開:2023/6/15更新:2023/10/27
2023/4/23(日)開催の第1回学校説明会で、卒業生3名による卒業生座談会を開催しました。
富山市出身で育英センター 中学受験クラスに通い本校に入学した松原 潤さん。
京都大学 法学部の合格を勝ち取り、憧れ続けた京都に移り住んだばかりにも関わらず、この座談会のため富山に戻ってきてくれました。
中学受験をした理由と片山学園を選んだ理由は?
僕が片山学園を選び中学受験をした理由は、親に塾に通わされていたと言えばそれまでなんですが(笑)
通っていた育英センターでの勉強が楽しく、純粋に知識を得ることに喜びを感じ、その流れで中学受験となりました。
高校受験のない中高一貫で、中学の勉強をそのまま大学受験に繋げられ、そこに最大のメリットに感じたのが大きいです。
6年間の長い期間に渡り、友人とじっくり仲良くなれるのも、中高一貫のメリットだと思います。
中学受験時のエピソードはありますか?
小5の春から育英センターに通い、中学受験クラスで勉強するのが習慣化して。
同じ教室のみんなと仲良く楽しみながら互いを高め合っていきました。
それに加えて育英センターの先生方が、生徒を楽しませるのが凄く上手で、自然に学問は楽しいものとして身に付きました。
そのまま楽しみながら中学受験を乗り越え、この経験がそのまま大学受験でも役立ち、楽しみながら勉強できた育英センターの経験はとても大きかったです。
大学受験を意識し始めた時期は?
日本史やお寺、仏像とか神社が子供の頃から大好きで、今でも寺社仏閣や史跡巡りを趣味にしています。
中学2年のときに家族旅行で京都に連れて行ってもらい、素晴らしいお寺ばかりなのが本当に楽しく。その時に京都に住めば毎日お寺を見て回れると、そんな安直な理由で京都大学を目指すことに(笑)
高1か高2で大学受験を強く意識し始め、中2で志望大学と住みたい場所を決められたのは、高校受験のないゆとりある中高一貫だったからこそだと思います。
受験に対する勉強時間は?
高1〜2は授業の予習が大変な時期で、平日は部活後に家に帰ってから2〜3時間勉強していました。
早くから大学受験を意識していたので、この頃の休日の勉強時間は9時間ぐらいでしょうか。
部活を引退した高3からは、平日は学校から育英センターに直行して、18時から22時ぐらいまでの勉強を毎日1年間。高3の休日の勉強時間は高1〜2と変わらず8〜9時間ぐらいです。
片山学園の勉強は学校管理型と自己管理型のどちら?
混ざり合っているという表現が正しいと思います。
教科にもよりますが、英語とか科学だと先生が具体的にこの日まで何々をやって、この日はテストがあるから勉強してねと、勉強スピードの明確な指示とともに管理もしてくれます。
数学などは進度は示してくれますが、各自の志望校に合った勉強をやっていく科目もあります。
そんな中でも僕は自分の志望校に合った勉強内容を考えたりと工夫を行っていました。
印象に残る行事は?
稲場くんが話した学園祭はもちろん。他の行事も紹介するとしたら体育大会でしょうか。
どの学校も体育大会があると思いますが、ずっと一緒にいる中高一貫ならではの縦の絆が非常に強く。
学年を跨ぎ上下関係なくみんなで仲良く盛り上がり、その真価が発揮される体育大会は特に楽しく。ただどの行事も縦横の絆が強く楽しい思い出ばかりです。
勉強以外で中高一貫で良かったことは?
先ほども述べた縦横の絆が非常に強いことだと思います。
進学してから特に強く思いましたが、都会の有名校だと1学年数百人とかが多く、同じ大学に進学したのに知らない同士みたいな。
1学年が100人前後の片山学園では、全員顔見知りで仲が良く。今年に京都大学に進学した僕を含めた6人は、写真の通りに集まったり今でも仲良くしています。
写真の中の1人が大学の履修登録に手こずり、他の5人で協力して手伝ったり見守ったりみたいな。学校全体が非常に親密なのが良かったと思います。
小6に戻れるとしたら再び中学受験をして片山学園に通いたいですか?
即答でYESです。学年全体が仲が良く縦の関係も強い。
みんな学園祭が一番楽しいイベントだと思うのですが、中高でやるので規模が大きく楽しい。イギリスへの語学研修も楽しい。
高校受験がないことで大学受験とその勉強に専念できる。良いところが沢山詰まった素晴らしい学校だと思います。