行事も勉強も仲間と励み富山大学 医学部医学科へ 石黒 幹也さん(3期生)
公開:2024/5/7更新:2024/5/6
2024/3/10(日)に開催した片山学園の第1回学校説明会。本校への進学を検討している県内外の沢山の児童とそのご家族のご参加ありがとうございました!
説明会での卒業生を招いた座談会では、3名のOB・OGが参加者の皆様から集めた学校生活や受験勉強についての質問に回答するなど、貴重なお話をしてくださいました。
地元の富山大学 医学部医学科を卒業後、富山県内の病院に勤務し地域医療に貢献している石黒 幹也さん(3期生)。
小学校までは試験前に緊張してしまう面もあったそうですが、本校での勉強やさまざまな経験を通して強い自分になることができ、富大 医学部への進学を果たしました。
公立学校に通う選択肢もある中、中学受験をした理由は?
幼い頃から、医師になるため医学部に入学したいと考えていました。
その中で、できるだけ偏差値の高い高校に行きたいという思いがあり、片山学園を受験しました。
片山学園を選んだ理由は?
6年間を通して勉強をみていただけること、高校最後の1年間は比較的自由に勉強する時間を取れることが大きいと思いました。
この1年間で自分の不得意なところを中心に勉強できたことがとてもよかったです。
勉強面で中高一貫校でよかったことは?
やはり最後の1年間を自由に使えたことで、受験勉強に余裕を持って取り組めたことが安心材料になりました。
高校時代も育英センターに通っていましたが、他の学校の生徒は高校3年生になっても、高校で学ぶ範囲の勉強がまだ終わってなく、受験勉強と同時並行するのはかなり大変そうでした。
6年間同じ先生が担任をしてくれたので、自分の得意なこと・不得意なことをよくわかってくれていました。そんな先生と受験勉強を頑張れるのは中高一貫ならではだと思います。
勉強以外で片山学園でよかったことは?
高校1年次にはイギリス研修に行くなど、他の学校に通っていたらあまりできない経験ができました。
中高6年間を同じメンバーで過ごすため、同級生同士の絆が深まります。卒業して10年以上経った今でも一緒に遊んでいます!
最も印象に残る学校行事は?
やはりイギリスへの語学研修は最も印象に残っていますね。
初めてのホームステイを経験し、言葉が通じない環境での生活は大変でしたが、普段の学習では学べない貴重な経験がよい思い出になりました。
学校生活で最も成長を感じたことは?
実は小学生時代、テスト前に緊張しやすく気持ち悪くなってしまうことがありました。
片山学園は試験の回数が多く、厳しい競争の中でもプレッシャーに打ち勝つ強さを、6年を通して手に入れることができました!
当時の勉強のモチベーションの保ち方は?
学校の授業が終わってから、バスで育英センターに行き勉強していました。
医学部を目指している同級生が複数いる中、仲間が育英の自習室で夜遅くまで頑張っている姿を見て、「自分も頑張らなければ」とモチベーションになったことをよく覚えています。
小学校6年生のみなさんにメッセージを!
模試の結果をしっかり受け止めて、自分の勉強の進み具合を確認しながら頑張ってほしいです。
育英センターに通っている人は、同じ塾に通う仲間が同級生になることもあると思うので、一緒に楽しみながら受験勉強に励んでもらえればと思います!
富山出身ライター 岩井ななの感想まとめ
6年間同じ先生に見てもらえたこと、高校最後の1年間を不得意分野の学習にあてられたことなど、中高一貫校ならではのカリキュラムをポジティブに捉えて勉学に励まれたお話が印象的でした。
地元富山で医師になる夢を叶えた、石黒さんのご活躍を今後も楽しみにしています!