2学期終業式武島副校長式辞サッカーW杯と長嶋一茂氏に学ぶ努力の仕方

公開:2022/12/24更新:2023/3/14

12月23日(金)に2学期終業式を行いました。

武島副校長式辞努力の仕方

武島高等学校副校長先生より、サッカーW杯の日本代表選手が私たちに与えてくれた、勇気や希望と感動に関連して「努力の仕方」についてのお話がありました。

自分が中高生の頃は、机や下敷きや筆箱に『努力は必ず報われる』というシールを貼って、がむしゃらに努力をする学生生活を送っていた。

自分なりに成果が得られることもあったが、高校野球では体を壊し、最後の夏の大会でもレギュラーになれなかった。
何とか最後のバッターに代打として出場できたが、結果は三振でゲームセット。野球については努力が報われたとは言えない結果であった。

転機が来たのは、大学1年で他大学へ練習試合に行ったときのこと。その大学にはのちにプロ野球選手になる長嶋一茂さんが在籍しており、更衣室に次のような文言が掲げてあった。
『努力は必ずしも報われない。でも、努力しなければ、その可能性は閉ざされてしまう』

自分の道を開く人、成果を挙げる人、成功する人は間違いなく努力を続けている。努力なしに一角の人物になることなどできない。

ワールドカップでサッカー日本代表選手たちが、私たちに感動を与えてくれたのは個人とチームの努力の延長線上のこと。

生徒のみなさんくらいの年頃であれば無我夢中に努力してもよいが、できることなら目標や合格点を定めて努力を続ける人であってほしい。
そうすれば、自分自身が進みたい道が開けると思う。来年も引き続きのみなさんの頑張りと努力を期待したい。

とお話があり、生徒たちは真剣に聞き入っていました。

2学期中に部活動や文化活動において活躍した生徒が表彰されました。終業式後には中学校土曜学習コンテストにおいて、優秀な成績を残した生徒とクラスが表彰されました。

中学校で明日予定されていた冬期特別補習は、北陸地方に警報級の大雪予報が出ているため、登下校の安全確保が難しいと判断し中止となりました。
生徒のみなさんと会えるのも今年が最後ということで、帰りは教職員全員でバスを見送りました。

良いお年を迎えてくださいね！あれれ…ひと足先にサンタクロースが片山学園に？！