「持続可能な食生活を目指して」中1・中3・高2家庭科合同授業

　6月21日の2,3限に「持続可能な食生活を目指して」というテーマのもと中1・中3・高2の家庭科の合同授業を行いました。6月12日～15日に行っていたフードドライブの食材を社会福祉協議会の方に寄贈する贈呈式と中1・高2のそれぞれの授業で選ばれた８つのグループの発表、さらに、フードドライブ担当の富山県生活環境文化部環境政策課の方のお話を聞く等の内容の盛りだくさんの授業となりました。

　フードドライブは生徒や先生方の協力で260点もの食品が集まりました。活動に参加した生徒は全校生徒の協力のすばらしさを実感できたようです。この食品は富山市愛と誠銀行を通じて富山市内の子ども食堂に寄付されることになっています。たくさんのご協力ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　生徒の発表はどの班もそれぞれの個性を発揮しながらの発表で、《食の変化は労働時間や環境にも関わっているのではないか》というおもしろい視点で自分の考えを伝えるなど、とても素晴らしかったです。

　中学生と高校生と一緒に授業を行えるのは片山学園ならではのことです。高校生の発表は仮説を立てて問題解決の方法を考えたり、データをもとに理論的に意見を述べたりと、中学生にとって学ぶところが大変多かったようです。また、高校生にとっても、中学生が堂々と話す姿がとても刺激になったようです。

　また、この授業の取り組みは6月22日の北日本新聞・富山新聞に記事が掲載されました。