【高1イギリス語学研修】現地6日目

公開:2024/7/15更新:2024/7/18

本日は週末の日曜日で、ホームステイの方と1日過ごす日となっています。

朝から天候もよく、外で過ごすのも気持ちのいい1日になりそうです。せっかくなので、チェルトナムの中心地にもう一度行こうと思い、地図を片手に出発しました。方向がよくわからず、地図を持ってうろうろしていると、赤で止まっているサイクリング中の人がどこか行きたいのかと英語で話しかけてきて、地図を見せると「あっちだ」と指さしてくれました。親切な街です。

日向を歩くとちょっと暑いぐらいなので、日陰を探しながら歩きますが、街路樹がたっぷりあり、いたるところに日陰があります。

街の中心部とは2日目に来た時と違い、露店が出店されていました。街中では親子やカップル、家族、犬を散歩させた人など多くの方々が思い思いに歩いています。犬同士が近づくと日本ではよく吠え合っていますが、こちらの犬は散歩中だとほとんど吠えないな、という風に感じます。ゆっくりと散策すると緑が多く、公園も所々にあるため、穏やかな雰囲気で過ごせる場所なんだということが実感できます。

街中にいれば誰かと出会えるかな、となんとなく思っていましたら、ステイ先の人と買い物に来ている生徒が3人、その後、また別の場所でこれから出かける生徒2人と出会うことができました。生徒たちもそれぞれのステイ先で思い思いの休日を過ごせているかと思います。チェルトナムの街並を歩いていて思うのは、ガレージなどの駐車場がほとんどないなあ、ということでした。おそらく車がなかった時代からできている町なので、そもそも車を置くスペースがないのかもしれません。また、所々に半地下があったり、郊外の家には煙突があり、夏は涼しいですが、冬は結構寒いことを伺い知ることができます。

教職員は夏の間の空いている寮に寝泊まりしているのですが、冷暖房や扇風機などがなくて暑くて寝れないかもと思っていましたが、一晩中過ごしやすく全くその心配は不要でした。とても涼しい、居心地のいい天候で毎日過ごしています。ちょっと寒いくらいの朝も何度もありました。チェルトナムの街中から戻る際には、もともと保険会社が作った10階建てくらいのビルを目印に戻ればいいと簡単に考えていましたが、住宅街に入り込んだところ、目印のビルが全然見えずに、「このままではまずい」と思い、ついにチェルトナムカレッジへの行き方を知らない人に聞くこととなりました。突然話しかけたのに関わらず、チェルトナムカレッジまでの行き方を丁寧に教えてくれました。親切な街です。

以前は、スーパーマーケットである男性がお年寄りに「このお札はあなたのものじゃないのか」と話しかけ、ATMからお金を取り忘れたお年寄りに渡しているシーンがありました。お年寄りは戸惑っていましたが、手渡す男性は「どうってことないですよ」という感じでそのまま立ち去っていきました。そんな風にできるチェルトナムという町はやはり過ごしやすい街なんだと思います。 明日はチェルトナムの最終日になるとともに、夕方からはさよならパーティーが行われます。ホームステイ先とも、本日と明日の後2晩の宿泊となります。